お線香について調べていたら、思っていた以上に知らないことがたくさんありました。
宗派によって本数が違うこと。
寝かせて供える宗派があること。
そして、火を使う以上、安全面にも気を配る必要があること。
前回の記事では、お線香の本数や作法について考えました。
今回はそこから少し視点を変えて、火を使うお線香とLED線香について考えてみたいと思います。
お線香には、お線香ならではの良さがある
私はお線香が嫌いなわけではありません。
むしろ、お線香にはお線香ならではの良さがあると思っています。
火を灯す。
香りが広がる。
煙がゆっくりとのぼっていく。
その時間には、LED線香にはない静かな空気があります。
お線香を選ぶ時も、できるだけ日本製のものや、香りが強すぎず、静かに手を合わせられるものを選びたいと思っていました。
たとえば、カメヤマの「和遊」シリーズは、桜・ラベンダー・しゃぼん・緑茶・白梅・金木犀など、香りを選べるミニ寸のお線香です。
火を使うお線香を大切にしたい日には、こうした香りのあるお線香を選ぶのも良いなと思いました。
だから私は、火を使うお線香を否定したいわけではありません。
ただ、火を使う以上は不安もある
一方で、火を使う以上、安全性について考えないわけにはいきません。
もちろん、お線香は毎日多くの方が使っています。
何事もなく過ごせる日の方が圧倒的に多いでしょう。
でも、
想定外なことが起きる可能性は否定できません。
急な電話。
宅配便。
体調不良。
うっかり別の用事を始めてしまうこと。
ペットの思わぬ行動。
地震などの災害。
普段は何も起きなくても、「絶対に安全」と言い切ることはできません。
今回、お線香について調べながら、そのことを改めて考えるようになりました。
そこで気になったのがLED線香
火を使わない供養の方法として、LED線香があります。
最初は、
「本物のお線香の代わりになるのかな?」
という気持ちがありました。
実際、お線香の香りや煙は再現できません。
でも、火を使わないという安心感は大きな魅力です。
特に、
・小さなお子さんがいるご家庭
・ご高齢の方がいるご家庭
・犬や猫、小鳥や小動物などのペットがいるご家庭
では、LED線香という選択肢は十分にありだと思いました。
LED線香を調べていて驚いたのは、想像以上に種類が多いことです。
今回気になったのは、見た目は3本立てですが、本数を自由に変えられるタイプ。
「火を使わない安心感は欲しいけれど、できるだけ本物のお線香に近い雰囲気も大切にしたい」
そんな方には、こうしたLED線香も選択肢になるのかもしれません。
わが家はしばらく使い分けになりそう
とはいえ、今の私は、火を使うお線香をすぐにやめようとも思っていません。
お線香には、お線香ならではの良さがあるからです。
だから、しばらくは使い分けになると思います。
お線香が燃え尽きるまでその場にいられる時は、これまで通り火を使うお線香。
少しでも不安がある時はLED線香。
そんなふうに、その時の状況に合わせて選ぶのがよいのかもしれません。
将来的にはLED線香だけになる可能性もあります。
でも今はまだ、お線香の香りや煙の時間も大切にしたいと思っています。
大切なのは安心して想い続けられること
火を使うお線香。
火を使わないLED線香。
どちらが正しいという話ではないと思います。
お線香にはお線香の良さがあります。
LED線香にはLED線香の安心感があります。
大切なのは、
自分や家族の暮らしに合った方法で、
安心して想い続けられること。
それが一番大切なのかもしれません。
私は今回、お線香について調べたことをきっかけに、改めてそんなことを考えるようになりました。
実は、LED線香について調べていて、もうひとつ気になることがありました。
それは、LED線香にも「1本タイプ」「2本タイプ」「3本タイプ」、さらには寝かせるタイプまであることです。
火を使わないLED線香なのに、本数や置き方の違いがある。
お線香の本数について調べていたら、まさかLED線香の本数や形まで気になるとは思いませんでした。
その話は、また別の記事で書いてみたいと思います。
参考にした情報
※本記事は、寺院・仏具店・葬儀関連サイトの情報を参考にし、筆者の体験を交えてまとめています。
【参考サイト】

