我が家の浴室乾燥機、TOTOの三乾王を使い始めて14年が経ちました。
特に大きな故障はないけれど、そろそろ交換時期かなと思い始めて調べ始めたところ、思いがけず業者やメーカーの「なるほど」な構造が見えてきました。同じように交換を考えている方の参考になれば嬉しいです。
まず、我が家の浴室乾燥機について
現在使用しているのはTOTO製「三乾王 TYB111GS」、2012年製の電気式100V・1室換気タイプです。
14年以上使い続けられたのは、正直すごいなと思っています。フィルター掃除など、できる範囲のお手入れは続けてきました。
浴室乾燥機の寿命は一般的に10〜15年が目安とされていますので、そろそろ交換を考えるのは自然なタイミングかなと。
後継機種を調べてみた
現在の機種の型番を入力して後継機種を調べられる「交換できるくん」というサービスを使ってみました。
TYB111GSで検索すると、交換可能な後継機種が5件表示されました。
| メーカー | 機種 | モーター | 開口寸法 | 工事費込み価格 |
|---|---|---|---|---|
| 高須産業 | BF-231SJA | AC | 275〜300×400〜425mm | 73,700円 |
| 三菱電機 | V-141BZ5+P-141SW5 | AC | 285×410mm | 82,429円 |
| MAX | BS-161H-2 | DC | 285×410mm | 85,800円 |
| パナソニック | FY-13UG6V | AC | 300×400mm | 97,944円 |
| TOTO | TYB3111GAS | DC | 285×410mm | 122,045円 |
※2026年6月時点・交換できるくん掲載価格。追加費用が発生する場合あり。
価格の幅が広いですね。一番安い高須産業と一番高いTOTOでは、約5万円の差があります。
ランキングを見て「あれ?」と思った
交換できるくんの人気ランキングを見ると、MAX(マックス)というメーカーの製品が上位を占めていました。
「なぜこんなにMAXばかり?」と思って調べてみると、サイト内にこんな記載が。
「お急ぎならマックス製品がおすすめ。交換できるくんではシェアNo.1メーカーであるマックス製品を常時在庫しており、早く交換にお伺い可能です。実際に当社ではお客様の約64%がマックス製品をご選択しております。」
つまりMAXが選ばれているのは「優れているから」だけでなく、「常時在庫しているから工事が早い」という業者側の都合も大きな理由のようです。
ランキング=客観的な評価、とは言い切れないというのが最初の発見でした。
TOTOだけ「非推奨」という表示が
さらに気になったのが、TOTOの後継機種のページにこんな表示があること。
「この機種は当社非推奨品です。TOTO機種は他メーカー機種に比べ価格が高く、機能差もほぼないため他メーカーへの交換をオススメしております。」
ここで「あれ?」と思ったのが、開口寸法です。
三菱電機のページには「基本工事費での交換が可能です」とシンプルに書いてあります。一方TOTOのページには「ご使用中の浴室暖房乾燥機開口が小さい場合があります。その場合、別途天井開口調整費用(12,400円)がかかります」という注意書きがありました。
でも開口寸法を見ると、三菱もTOTOも同じ285×410mm。同じサイズなのになぜTOTOだけ追加費用の可能性を示唆しているのでしょうか。
「機能差もほぼない」と自分で言いながら非推奨にして、さらに追加費用の注意書きまで……。
なぜそうなっているのかは分かりません。ただ、こういった表示を見るときは「誰にとってのメリットなのか」を意識して読むことが大切だなと感じました。みなさんはどう思いますか?
MAXは候補から外した理由
シェアNo.1のMAXですが、候補から外すことにしました。
気になったのが掃除のしやすさです。MAXの製品は通気部分が剥き出しになっている箇所が多く、ホコリが溜まりやすい構造に見えました。
調べてみると、MAXのFAQにこんな記載がありました。「フィルターで捕捉できない小さなホコリが内部に付着し落下することがある」と、メーカー自身が認めているのです。改善されない場合のクリーニング費用は2万円前後とのこと。
長く使いたい・掃除のしやすさを重視したいという観点から、今回は候補から外しました。
残った候補は3社
いろいろ調べた結果、現在検討しているのはこの3社です。
三菱電機 バスカラット24(V-141BZ5)82,429円 フラットパネルで掃除がしやすい設計。換気扇・空調分野での長い実績があるメーカー。ACモーター。
パナソニック(FY-13UG6V)97,944円 知名度と安心感があるメーカー。ACモーター。
TOTO 三乾王(TYB3111GAS)122,045円 現在の機種と開口サイズが完全一致(285×410mm)で追加工事不要の可能性が高い。2022年発売。DCモーターで静音・省エネ。水回り専業メーカーとしての信頼感。13年使った機種の後継品。
価格差が約4万円あるのが悩ましいところ。どのメーカーにするかはまだ検討中です。
業者は交換できるくんを検討中
業者選びについても、いくつかの選択肢を調べました。
- TOTOショールーム経由→メーカー公認の施工店を紹介してもらえるが、価格が高くなる可能性あり
- 家電量販店(ビックカメラ等)→信頼性は高いが、ヨドバシカメラは浴室乾燥機の工事は対応していないとのこと
- ホームセンター→取り扱い商品が限られ、専属工事スタッフがいないことが多い
- ネット系業者→価格は安めだが、施工は完全外部委託で担当者による差があるという口コミも見られます。追加料金が当日発生したケースも報告されています
- 交換できるくん→CMでもおなじみの、東証グロース市場に上場している企業。工事費・廃棄費・10年保証がすべて込みの明朗会計が売り。追加料金なしという点では比較的安心感があります
これだけ調べても「完璧な業者」はなかなかいないなというのが正直な感想です。交換できるくんもMAXへの誘導やTOTOの非推奨表示など気になる点はあります。ただ追加料金なしの明朗会計という点では、他の業者より安心感があると判断しました。
まとめ・現在地
長々と調べましたが、現在の状況はこうです。
- 候補:三菱・パナソニック・TOTOの3社
- 業者:交換できるくんを検討中
- 目標:秋前に交換完了
どのメーカーにするかはまだ検討中です。実際に交換したら後編で工事の様子・費用・使用感をレポートします!
(後編へつづく)
同じように浴室乾燥機の交換を考えている方の参考になれば嬉しいです。調べてみると思った以上にいろんなことが見えてきて、なかなか面白い経験でした。
