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マサラダバを探して。インドのスパイスボックス、どれを選ぶ?

暮らし

2026年5月 | 読了目安:14分

📝 この記事について                                   この記事は購入前の調査記録です。実際に使ってみた感想は、届き次第追記します。

インドカレーをよく作るようになってから、ずっと気になっていたものがあります。
あの丸いスパイスボックス。「マサラダバ」というらしい。
いざ買おうと思ったら種類が多くて、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいました。

マサラダバって、どういうもの?

マサラダバ(Masala Dabba)は、インドのキッチンで何世代にもわたって使われてきたスパイス収納ボックスです。

丸い外箱の中に小さな容器(ワティ)が7つ収まっていて、ターメリック、クミン、コリアンダー、ガラムマサラなど、よく使うスパイスをひとまとめにしておけます。

調理中に外蓋をパカッと開けて、必要なスパイスをスプーンで掬う。それだけ。
シンプルなのに、この一動作がなんとも気持ちよくて、料理がちょっと楽しくなります。

「Dabba」ってなに? ヒンディー語で「箱」や「容器」のこと。インドのお弁当文化とも深く結びついていて、ムンバイには「ダッバワーラー」と呼ばれるお弁当配達人が今でも活躍しているそうです。マサラダバは文字通り、マサラ(スパイス)のためのダバです。

どこのブランドを選べばいい?

日本からAmazonで買えるものを中心に、代表的なブランドを調べてみました。

HAZEL

インド・Value Retail社のD2Cブランド

日本Amazon対応在庫切れあり

インドの家庭用品ブランドで、マサラダバだけでも複数のモデルが展開されています。一見似ているようで仕様がかなり違うので、サイズやIH対応の有無などをしっかり確認してから購入するのがおすすめです。

Sumeet

インドの老舗キッチンウェアブランド

日本Amazon対応評判◎

Amazon.co.jpでも取り扱いがあり、シースルー蓋付きのモデルが人気です。蓋の密着性に定評があって、直径17.1cmとコンパクトなので収納しやすいサイズ感です。

Zinel

英国発、密閉性に特化したブランド。インドとイギリスの深い縁については、記事末のコラムで触れています。

密閉性重視の方に

16cmから24cmまで5サイズ展開。ステンレス2重蓋モデルと透明蓋モデルを選べます。スパイスの密閉性をとにかく重視したい方には、現時点でこれが一番かもしれません。

同じHAZELでも、全然違うモデルがありました

HAZELを調べていて気づいたのですが、一見似ているようでスペックがかなり異なる2つのモデルがありました。

並べてみると、こんなに違います。

項目商品A(VR7731)商品B(VR10160)
直径18.5 cm20.5 cm
高さ7.5 cm6 cm
重量400 g870 g(約2倍)
容量記載なし1,900 ml
容器の取り外し固定式取り外し可能
IH対応
食洗機対応

重量が400gと870g、ほぼ倍の差があります。持ったときの質感にも当然差が出るはずですよね。

容器が取り外せるかどうかも、洗う時の手間を考えると意外と大きなポイントです。価格だけで選ぶと「あ、これじゃなかった」となりそうなので、購入前にスペックをしっかり確認することをおすすめします。

蓋のタイプ、どちらが正解?

買う前に一番悩んだのが、蓋のタイプでした。

マサラダバには大きく2種類あります。外蓋だけのタイプと、それぞれの容器に個別の蓋がついているタイプです。

密閉性を考えると個別に蓋があった方がいいのかな、と最初は思っていました。でも、料理中に7個の蓋をいちいち開け閉めするのは、正直かなり大変ですよね。

シースルーの外蓋だけのタイプなら、パカッと開けてそのままスプーンで掬えます。中身も一目でわかって、キッチンに置いておくだけで絵になります。

「個々に蓋がない=密閉性が低い」とは限りません。
外蓋がしっかり閉まれば、普段の調理頻度では十分だと思います。
そもそもスパイスは、使い切るサイクルを短くしておくことが一番の鮮度管理かもしれません。

👉 インドの一般家庭で何世代も使われてきたのが外蓋だけのシンプルなタイプ、というのも、なんとなく納得できる気がしました。

· · ·

結局、どれを選ぶ?

日本Amazonで買いたい → SumeetかHazel(B06ZYLLKQ2)

入手しやすさとコスパのバランスが良いです。Sumeetはシースルー蓋付きで、インドブランドとしての信頼感もあります。Hazelは複数モデルがあるので、スペックをしっかり確認してから購入するのがおすすめです。

密閉性を重視したい → Zinel(2重蓋モデル)

長期保存が気になる方、湿気の多い季節が心配な方はこちらが向いているかもしれません。ただ「使い勝手」と「密閉性」はトレードオフなので、自分がどちらを優先するかで選ぶといいと思います。

見た目も楽しみたい → シースルー蓋モデル全般

透明の蓋越しにカラフルなスパイスが並ぶ様子は、キッチンに置いておくだけでちょっと嬉しくなります。実用性も十分で、個人的にはこれが一番好きかもしれません。

買う前に確認したい5つのこと                               直径(18cm前後か20cm超か)/ 容器が取り外せるか/ 蓋のタイプ(シースルー・スチール・2重)/ IH対応かどうか/ 食洗機対応かどうか。この5点を確認しておくだけで、後悔がぐっと減ると思います。

☕ なぜイギリスのブランドがマサラダバを?

インドカレーとイギリスは、切っても切れない縁があります。植民地時代にインドのスパイス料理に魅了されたイギリス人が本国に持ち帰り、使いやすいよう「カレー粉」としてまとめたのもイギリス人だったと言われています。

そのカレーが明治時代の日本に伝わり、イギリス海軍のレシピを参考にした日本海軍が広めたことで、日本独自のとろみのある甘口カレーへと進化していったそうです。インド→イギリス→日本、という二段階を経たからこそ、インド人が日本のカレーを食べると驚くほど別物になったとも言われています。

イギリスにZinelのようなマサラダバブランドが存在するのも、そんな長い食の縁があってのことかもしれませんね。

※ 本記事執筆時点(2026年5月)でHAZELの一部商品は在庫切れです。購入前に最新の在庫状況をご確認ください。実際に購入・使用後にレビューを追記予定です。

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